1. 新規個別指導とは(概要)
新規開業したすべての保険医療機関を対象に行われる、厚生局による「教育的指導」です。
内容: 技官(医療技官)と事務官(行政官)および医師会からのオブザーバーが同席して対面で行ないます。
「行政処分」が目的の「監査」ではなく、保険診療のルール(療養担当規則)を正しく理解して
適切なレセプト請求が行われているかを確認・指導する場です。
2. いつ行われるか(実施時期と通知)
対象期間: 直近の連続した2ヶ月分(または3ヶ月分)の診療報酬明細書(レセプト)が対象となることが多いです。内容:る、行政官と技官による対面式の指導です。
通知: 実施日の約1ヶ月前に書面で通知が届きます。
3. 目的
質の向上: 適切な医学的妥当性に基づいた診療録(カルテ)記載の徹底。
正しい理解: 保険診療のルール(療養担当規則)への理解を深める。
適正な請求: 診療報酬請求の適正化を図る。
4. 指導内容(当日の流れとチェックポイント)
当日の形式: 技官(医師)からの医学的質問と、事務官からの事務的確認。
持参資料: 指定された患者のカルテ(原本)、問診票、検査結果、画像データ、同意書、一部負担金の領収書控えなど。
チェックされるポイント:
カルテ記載と請求内容が一致しているか。
医学的妥当性(なぜその検査・薬が必要だったか)がカルテに記載されているか。
指導管理料などの算定要件を満たしているか(計画書の写しがあるか等)。
5. 「対策センター」として提供できる価値
模擬指導: 事前にカルテをチェックし、指摘されやすいポイントを洗い出し。
- 書類整備のサポート: 不足しがちな同意書や計画書のフォーマット提供。
- 精神的ケア: 経験豊富なアドバイザーが当日の心構えをレクチャー。
代表プロフィール
元 県国民健康保険課 保険医療専門医
国民健康保険診療報酬審査委員会 委員
元 外科専門医・指導医
公立病院院長・民間病院院長 歴任
医療制度・診療報酬制度に長く関わり、多くの医療機関の制度対応を見てきました。
厚生局個別指導の実務と実態を踏まえ、医療機関が適切に対応できるよう支援しています。